ボロボロの木製玄関扉を剥離再塗装しました
命を吹き込む塗装
立派なお家の木製玄関扉が長年の紫外線により日焼けや、雨風によって木の表面が劣化していました。
これではせっかくの立派なお家の顔が台無しです。
一度塗装工事があったのか、ぼぼ木目が消えている塗りつぶしの塗装がされていました。
その塗装がチョーキングを起こし変色していった…という経緯です。
再塗装の機会にカラーチェンジ
「暗い色だと雨の水滴の跡や、砂埃が目立ちやすいので明るい色にしたい」
奥様からこのようなご要望がありましたので、内側の色に合わせる目的ではなく 〝いかに明るい色で高級感が出せるか〟 というテーマで作業します。
【作業工程】
まずチョーキングを起こし、白っぽくなってしまった旧塗装を一旦全剥離します。
白木状態まで剥離剤と研磨作業を丁寧に行います。
色付けに色褪せしやすいステイン系は使用してません。耐候性が強い塗料を何色も重ねて塗装しグラデーションつけます。
〝高級感を追求してみたい〟
細部までこだわり、ゴールドパールや、プロンズパールを使用して黒みを軽くしたり、深みを出したいポイントのところは黒ずみを描き、全体的に清潔感のあるアンティーク感を表現。
白化を起こしやすいサンディングシーラー(2液型)は使用せずに耐候性の強いクリア塗料で一気に膜厚を上げます。
微調整を繰り返し、時間と手間をかけて丁寧に作り込んでいきました。
仕上がりも上々で見違えるような素晴らしい扉になり、奥様にも大変喜ばれた案件となりました。
この作業はとても重労働で、高い技術が必要です。
それにより、少し高額なリペア施工となります。
ですが、きっとお客様が人をお家に招きたくなるような明るい気分になっていただけるんではないかと思います。
この木製玄関扉のリペア工事は料金設定の幅がありすぎるのでまずは一度お写真をご用意いただき、お問い合わせ下さい。